日本トイレ協会とは

人が集まるところにはトイレが必要です。トイレがなければ集まれません。そして一生の間にほぼ20万回も使うのがトイレです。トイレは大切な施設であり空間です。

 1985年に当協会が発足して以来、30年近く経過しましたが、振り返ってみると公衆トイレの見直しから始まり、「目指すべき日本のいいトイレ」を探求し、学校のトイレ、山のトイレ、川のトイレ、医療・福祉のトイレ、災害とトイレ、観光とトイレ、トイレのメンテナンス、ノーマライゼーション、国際会議等々、会員の皆様と共に苦労も伴いながら今や日本のトイレは素晴らしいと言われるようになって、努力をした甲斐もあり、達成感もありました。

 専門企業のたゆまぬ研究と技術向上は驚異的でもあります。これらは私たちの清潔好き道徳観・価値観に裏打ちされた美学の追求だと思います。人間形成をも目指すものともいえましょう。そして次第に世の中の関心が高まり、人々から感謝もされ、トイレの大切さが人々の「常識」の中にその座を占めるようになりました。「日陰の子」から「日向の子」に引き出され、陰性から陽性に明るいものになりました。

 「継続は力」でもあると共に、常に「革新」も必要です。今後の協会の活動は。初心を忘れず、「人にやさしいトイレ、持続可能な環境形成」を求める「トイレ道」を作り上げていきたいと思います。

一般社団法人 日本トイレ協会 会長 高橋志保彦