2023年度「第15回JTAトイレ賞」、作品募集について

1. 趣旨
2009年度からスタートした「グッドトイレ選奨」は、審査基準を見直し、2023年度より「JTAトイレ賞」と名称を改めました。「みんながいつでもどこでも気持ちよく使える」トイレ環境をつくり、それを持続できる社会をつくることを目標に、顕著な活動の実践や提案を行っている方を表彰するものです。トイレの環境づくりの模範になる作品を推奨いたします。

2. 応募部門と対象
応募部門を、作品や活動などを対象に下記の4部門といたします。
A) 作品部門: トイレに関する設計作品、機器や材料・付帯設備のプロダクトデザイン など
B) 著作・研究部門: 著書、映像作品、トイレ文化の研究、研究論文、技術開発など
C) 維持・管理・運営部門: 専門的維持・管理、清掃、運営など
D) 社会的活動部門: イベント、企画、トイレ普及・啓発活動、教育活動、トイレの総合的な活動、健康、
災害支援、ボランティア、市民活動 などの非営利活動
※ 応募対象は、A)作品部門においては、使用開始半年以上を経過し、3年以内のものとします。
B)~D)で活動が継続中のものは、3年以上経過したものも応募対象とします。
過去に「グッドトイレ選奨」を受賞した作品は除きます。なお、他団体で発表・表彰されたものは応募対象とします。

3. 応募資格
年齢・会員資格の有無、国内外は問いません。 英語での応募に対応いたします。 参加費は無料です。

4. 選考方法および発表
(1)審査委員会による選考
部門ごとに「JTAトイレ賞」を選考いたします。より優れたものには「JTAトイレ大賞」の選考もあります。
さらに、「奨励賞」や、学生には「学生賞」などの特別賞も選考いたします。
選考結果は、11月16日の第39回全国トイレシンポジウム(会場:東京ビッグサイト トイレ産業展内)で発表します。
※学生賞は、筆頭応募者の学生を対象とし、社会人学生は対象外とします。

(2)全国トイレシンポジウム、トイレ産業展来場者による選考
東京ビッグサイトで11月16日に開催される第39回全国トイレシンポジウム(東京ビッグサイト)、11月15~17日に開催されるトイレ産業展の来場者による投票「一般投票賞」も設けます。
選考結果は、全国トイレシンポジウム終了後に、トイレ協会HPにおいて発表します。

審査委員会
・委 員 長 : 小松 義典(名古屋工業大学大学院 准教授/建築環境工学)
・副委員長: 中野 和典(日本大学工学部 教授/環境生態工学、環境工学)
・部門審査委員

A) 作品部門 小松 義典( 前掲 )
長澤 夏子(お茶の水女子大学基幹研究院 教授/建築計画・環境心理)
B)著作・研究部門 川内 美彦(元東洋大学ライフデザイン学部 教授/ユニバーサルデザイン)
森田 英樹(総合トイレ学研究家/トイレ歴史)
C) 維持・管理・運営部門 山戸 伸孝(㈱アメニティ代表取締役社長/トイレメンテナンス)
山本 浩司(中日本高速道路㈱東京支社/道路施設管理運営)
D) 社会活動部門 山本 耕平(㈱ダイナックス都市環境研究所代表取締役会長/環境・まちづくり)
中野 和典( 前掲 )

・委員:小林 純子(協会会長、設計事務所ゴンドラ代表/建築)
上野 義雪(協会副会長、元千葉工業大学工学部 教授/室内計画・人間工学)
高橋未樹子(コマニー㈱研究開発本部/ ユニバーサルデザイン)
細野 直恒(NPO法人にいまーる理事/ ICT、人間工学・ユニバーサルデザイン)
村上八千世(常磐短期大学 准教授、アクトウエア研究所/幼児教育・環境)
・幹事:浅井佐知子(JTAトイレ賞委員会委員長、設計事務所ゴンドラ/建築・ワークショップ)
・アドバイザー:高橋志保彦(協会名誉会長、神奈川大学 名誉教授/建築・都市デザイン)
鎌田 元康(協会名誉理事、東京大学 名誉教授/建築環境工学・建築設備)

5. 応募方法および締切日
(1)参加申し込み  締切 9月20日(水)
所定の応募用紙に下記のア~カを明記のうえ、mailにて下記[問い合わせ先]に参加申し込みをして下さい。
ア.作品や活動の題名
イ.応募者氏名・所属(受賞対象者氏名:複数名可能、ただし、協力者は含まない)
ウ.連絡担当者・連絡先(住所、mailアドレス、電話など)
エ.応募部門
オ. 作品や活動の概要(規模・内容等を150字程度で記入してください)
※ 応募用紙は、トイレ協会HPからダウンロード可能です。

(2)作品の提出
a.全国トイレシンポジウム概要集掲載の原稿データ 締切 10月10日(火)  ※提出資料で審査を行います。
作品を説明する資料(A4 1枚)をPDFデータで提出下さい。全国トイレシンポジウム概要集にモノクロで掲載します。
資料は、上下左右に1cmの余白をとり、応募作品のタイトル、応募者名を明記してください。
説明内容の例 作品部門の場合・・・写真・平面図・概要・特徴等
維持・管理・運営部門などの場合・・・写真・概要・特徴など

b.全国トイレシンポジウム会場(東京ビッグサイト)展示のA1パネル 締切 11月2日(木)
「a.シンポジウム概要集掲載の原稿データ」と同じ内容で構いません。
全国トイレシンポジウム会場(東京ビッグサイト)に展示するA1パネル(カラー)を下記に送付ください。
A1パネルは、スチレンボード(推奨厚み:5mm)貼りでの提出をお願いします。額縁は付けないでください。
パネル製作について不明点がございましたら、お問い合わせください。

【パネル送付先】
〒112-0003 東京都文京区春日1-5-3 春日タウンホーム1FA (有)設計事務所ゴンドラ
一般社団法人日本トイレ協会 JTAトイレ賞委員会宛

※ 応募作品は、全国トイレシンポジウム会場展示の他、日本トイレ協会HPに掲載します。
※ 英語での作成も可能で、日本語の訳は対応いたします。
※ 昨年の作品をトイレ協会のHPから閲覧することができます。

グッドトイレ選奨2022エントリー作品


※ 8月31日に「第28回うんと知りたいトイレの話」で、昨年の選奨受賞者の作品発表が行われます。
詳細は協会からの案内をご覧ください。
※ 提出データは協会の広報活動に利用させていただくことがありますので、ご承諾ください。

【問い合わせ先】
一般社団法人日本トイレ協会 JTAトイレ賞委員会
募集担当 高橋未樹子(日本トイレ協会理事、コマニー㈱)
村上八千世(日本トイレ協会運営委員、常磐短期大学 准教授)
連絡先:高橋未樹子、村上八千世  E-mail:jta-toiletaward@j-toilet.com
メールでお問い合わせください。

◎2023年JTAトイレ賞 作品募集要項(PDF)

◎2023年JTAトイレ賞 応募用紙(Word)

日本トイレ協会は、①トイレ文化の創出、②快適なトイレ環境の創造、③トイレに関する社会的課題の改善に寄与する
ことを目的に、1985年に任意団体として設立され、2017年に一般社団法人へと移行し、活動を続けてまいりました。
メイン行事のひとつとして、11月10日を「『いいトイレ』の日」と名付けて、毎年その前後にトイレシンポジウムを各地で開催しています。今年で38回目をむかえます。