第11回「山のトイレの今までと今、見えない明日」-山のトイレは受益者負担で片が付くの?“自己責任”とかいう責めを負うものなの!?-」開催について

(一社)日本トイレ協会に集まるトイレの専門家の多方面にわたる専門情報を多くの方と分かち合うことを目的として4月より開催していますセミナーも回を重ね、これまでトイレの文化論、災害とトイレ、そしてトイレの機能分散について話題にして参りました。
第11回目のテーマは山のトイレです。平成から続く登山ブームに近年のアウトドアブームがあり、山にでかける人が増えていますが、美しい自然を楽しむ一方で人の排せつ物による深刻な問題が起きています。山を深く愛する当協会理事・副会長の赤堀時夫氏に山のトイレのお話を伺います。みなさまのご参加をお待ちしております。
≪講師から≫
私がお伝えするのは「おなじ事、また今さらに 言はじとにもあらず」であります。やまない雨はなく明けない朝はない、というけれど、トイレに目を向けると、山では雨と夜がずっと続いているようです。源泉掛け流しなら気分は良いが、糞尿垂れ流しは如何にもまずい。とはいえ改善するのは金目の問題!という事態にあって先は見通せません。自然公園とりわけ山は、排泄する者と管理する者にとって我慢と格闘が継続する場なのです。
≪講師の自己紹介≫
学生時代の北アルプス南部地域(槍穂高稜線と燕岳から蝶ケ岳稜線、上高地)の山岳清掃がきっかけとなり、自然公園にある施設の維持管理の仕事に従事するようになりました。それが日本トイレ協会との後の繋がりの始まりです。すでに仕事を離れて7年以上経過し、残念でありますが現場の最新情報に疎い部分もあります。ただ知りたい気持ちは失っておりません。
開催概要
【第11回「山のトイレの今までと今、見えない明日」-山のトイレは受益者負担で片が付くの? “自己責任”とかいう責めを負うものなの!?-
●開催日時:2022年3月17日(木)18:00-20:00
●開催方法:ZOOMによるオンライン
※開催日前日にZOOM招待状をお送りします。前日夜までに届かない方はご連絡ください。
●講師 赤堀時夫氏 (一社)日本トイレ協会理事・副会長、元(財)自然公園財団事務局長
●参加費:≪日本トイレ協会会員≫個人会員1千円、学生会員無料、法人会員1千円/人
≪日本トイレ協会会員以外≫一般2千円、一般学生500円
●参加申し込み方法:以下のURLのEventRegistからお申込みください(上限100名まで)
URL: https://eventregist.com/e/jtaseminar11
上記の申し込み方法が困難な方は、下記の「お問い合わせ先」までご連絡ください。
●申込締切:2022年3月14日(月)24:00
●情報保障:UDトークによる字幕を表示いたします。ただし、誤変換が起こる場合があります。また手話通訳をご希望の方は、下記「お問い合わせ先」までお申し出ください。なお手配の関係から、誠に申し訳ありませんが、手話通訳のお申し込みは2022年3月9日(水)24:00までにお願い申し上げます。
●配布資料:参加希望者にはPDFの配布資料をメールでお送りいたします。なお、ご希望の方にはテキストファイルで提供いたしますので、下記までお申し出ください。
「お問い合わせ先」 info[at]j-toilet.com(担当:小澤)([at]を@ に変えて下さい)
【今後の予定】
開催日:2022年4月21日 「感染症と環境 ~感染のしくみと感染症を正しく知るために~」
●開催日時・内容は変更になる場合があります。詳細は(一社)日本トイレ協会のホームページや様々なルートでお知らせいたします。

チラシPDF

第11回案内文PDF(読み上げソフト対応の為)