2025年10月28日(火), 日本トイレ協会主催の「進化するトイレ『快適トイレ編』連続講座(全6回)」の第2回を開催いたしました. 当日は現地(オフライン)とオンライン(ライブ配信)を組み合わせたハイブリッド形式で開催し, 多数の方々にご参加いただき, 盛況のうちに終了しました.
ご参加くださった皆さま, 誠にありがとうございました.
「快適さと多様な人々との共生」を深く掘り下げる
第2回は「快適さと多様な人々との共生」をテーマに, 2つのパートに分かれて講義とディスカッションを行いました.
テーマ1:快適さと多様な人々との共生-1では, 植田瑞昌氏(日本大学助教), 小林純子氏((有)設計事務所ゴンドラ), 野口祐子氏(日本工業大学教授), 橋口亜希子氏((株) Bridges to Inclusion)にご登壇いただきました.
テーマ2:快適さと多様な人々との共生-2では, 高橋儀平氏(東洋大学名誉教授), 原利明氏(鹿島建設(株)), 時枝穂氏(Rainbow Tokyo 北区)にご登壇いただきました.
本講座では, トイレの設計において日本の第一人者である小林純子氏((有)設計事務所ゴンドラ)を世話人代表に迎え, 『快適なトイレ 便利・清潔・安心して滞在できる空間』を執筆した多彩な実践者・専門家とともに, 「快適トイレとは何か?」を徹底的に掘り下げました. 建築, 福祉, デザイン, 公共政策など幅広い分野と交差する内容で, 暗黙知も含めた“現場の知恵”を聞くことができる貴重な機会となりました.
参加者からは,
「多分野の視点が聞けて, 非常に刺激になった.」
「『共生社会』や『誰もが使いやすいデザイン』について, 新しい発見があった.」
「講座終了後の意見交換会にも参加し, 登壇者や参加者同士で活発な議論ができた.」
など, 多くの前向きなご感想をいただいています.
次回は2026年2月開催予定.
本連続講座は, 技術革新が著しいトイレの現状と未来について, 特に「快適トイレ」という視点から総合的に理解を深めることを目的としています. 次回(第3回)は2026年2月に開催を予定しており, テーマは「快適トイレの実現の課題 (1) 公衆トイレ」を予定しております.
引き続き多くの方のご参加をお待ちしております.


