1.趣旨
2009年度からスタートした「グッドトイレ選奨」は、審査基準を見直し、2023年度より「JTAトイレ賞」と名称を改めました。「みんながいつでもどこでも気持ちよく使える」トイレ環境をつくり、それを持続できる社会をつくることを目標に、顕著な活動の実践や提案を行っている方を表彰するものです。トイレの環境づくりの模範になる作品を推奨いたします。
2.応募部門と対象
応募部門を、作品や活動などを対象に下記の4部門といたします。
A)建築作品部門:建築作品・インテリア作品 (実施済のもの)
B) 技術・研究・開発部門: 技術開発、研究論文、作品(著作・映像・プロダクト(製品・機器))
C) 維持・管理部門: 維持・管理、清掃など
D) 社会的活動部門: 普及・啓発、教育、災害支援、ボランティア、市民活動 、およびその他の総合的な活動など
※ 応募対象は、A)においては、使用開始半年以上を経過し、3年以内のものとします。
B)~D)で活動が継続中のものは、3年以上経過したものも応募対象とします。
過去に「グッドトイレ選奨」や「JTAトイレ賞」を受賞した作品は除きます。
なお、他団体で発表・表彰されたものは応募対象とします。
3.応募資格
年齢・会員資格の有無、国内外は問いません。 英語での応募に対応いたします。 参加費は無料です。
4.選考方法および発表
(1)審査委員会による選考(トイレに関わる専門家からの評価です)
部門ごとに「JTAトイレ賞」を選考いたします。より優れたものには「JTAトイレ大賞」の選考もあります。
さらに、「奨励賞」や、学生には「学生賞」などの特別賞も選考いたします。
選考結果の発表は、11月10日の第41回全国トイレシンポジウムで行います。(会場:機械振興会館(芝公園)内)
※学生賞は、筆頭応募者の学生を対象とし、社会人学生は対象外とします。
なお、審査の評価項目を、最後(3ページ目)に提示しています。
(2)全国トイレシンポジウム参加者による選考
第41回全国トイレシンポジウム(機械振興会館(芝公園))参加者による投票「一般投票賞」も設けます。
選考結果は、全国トイレシンポジウムの交流会、および後日トイレ協会HPにおいて発表します。
審査委員会
委 員 長 | 中野 和典(日本大学工学部 教授/環境生態工学、環境工学) |
副委員長: | 長澤 夏子(お茶の水女子大学基幹研究院 教授/建築計画・環境心理) |
部門審査委員
A) 建築作品部門 | 長澤 夏子( 前掲 ) 小林 純子(協会名誉会長、㈲設計事務所ゴンドラ代表/建築) |
B)技術・研究・開発部門 | 川内 美彦(元東洋大学ライフデザイン学部 教授/ユニバーサルデザイン) 上野 義雪(協会副会長、元千葉工業大学工学部 教授/室内計画・人間工学) |
C) 維持・管理部門 | 山戸 伸孝(㈱アメニティ代表取締役社長/トイレメンテナンス) 有泉 勝也(㈱小田急ビルサービス品質管理推進部/品質管理・都市環境・ビルメンテナンス) |
D) 社会的活動部門 | 山本 耕平(協会会長、㈱ダイナックス都市環境研究所代表取締役会長/環境・まちづくり) 中野 和典( 前掲 ) |
委員
高橋未樹子(コマニー㈱研究開発本部/ ユニバーサルデザイン) |
細野直恒(NPO法人にいまーる理事/ ICT、人間工学・ユニバーサルデザイン) |
上梅澤保博(上梅澤建築設計事務所/建築) |
・幹事: 浅井佐知子(JTAトイレ賞実行委員会委員長、㈲設計事務所ゴンドラ/建築・ワークショップ)
・アドバイザー: 高橋志保彦(協会名誉会長、神奈川大学 名誉教授/建築・都市デザイン)
5.応募方法および締切日
(1)参加申し込み 締切 9月12日(金)
応募フォームに下記のア~カを明記のうえ、参加申し込みをして下さい。
ア.作品や活動の題名(可能であれば、英訳も提示)
イ.応募者氏名・所属(受賞対象者氏名:複数名可能) 英語名も記載
ウ.連絡担当者・連絡先(住所、mailアドレス、電話など)
エ.応募部門
オ. 作品や活動の概要(規模・内容等を150字程度で記入してください)
- 応募フォームはこちら。
https://forms.gle/SDhLpABBPW3pgrUj8
(2)作品の提出
a.全国トイレシンポジウム概要集掲載の原稿データ 締切 9月29日(月)
※こちらの提出資料で審査を行います。
作品を説明する資料(A4 1枚)をPDFデータで提出下さい。全国トイレシンポジウム概要集に掲載します。
資料は、上下左右に1cmの余白をとり、応募作品のタイトル、応募者名を明記してください。
説明内容の例 建築作品部門の場合・・・写真・平面図・概要・特徴・竣工(使用)開始年月など
維持・管理部門などの場合・・・写真・概要・特徴など
【原稿データ提出先】
jta-toiletaward@j-toilet.com(担当:高橋、浅井)
b.全国トイレシンポジウム会場 展示のA1パネル 締切 10月31日(金)
「a.シンポジウム概要集掲載の原稿データ」と同じ内容で構いません。
全国トイレシンポジウム会場に展示するA1パネル(カラー)を下記に送付ください。
A1パネルは、スチレンボード(推奨厚さ:5mm)貼りでの提出をお願いします。額縁は付けないでください。
パネル製作について不明点がございましたら、お問い合わせください。
【A1パネル送付先】
〒112-0003 東京都文京区春日1-5-3 春日タウンホーム1F-A (有)設計事務所ゴンドラ
一般社団法人日本トイレ協会 JTAトイレ賞実行委員会宛
- 応募作品は、全国トイレシンポジウム会場展示の他、日本トイレ協会HPに掲載します。
- 英語での作成も可能で、日本語の訳は対応いたします。
- 昨年の作品をトイレ協会のHPから閲覧することができます。
https://do-amenity.app.box.com/s/2ho1n2qtb1h3map2q9pdlo5ggm997vbt
- 8、9月に開催する「うんと知りたいトイレの話」で、前年度の受賞者の作品発表が行われます。
詳細は協会からの案内をご覧ください。(協会員無料、非会員1000円、非会員学生500円) - 提出データの著作権は、応募者に帰属します、ただし、協会の広報活動に利用させていただくことがありますので、ご承諾ください。
- ご提供いただいた個人情報は、本イベントの運営および、今後のセミナーやイベントのご案内に利用させていただくことがあります。
【問い合わせ先】
一般社団法人日本トイレ協会 JTAトイレ賞実行委員会
募集担当:高橋未樹子(日本トイレ協会理事、コマニー㈱)
浅井佐知子(日本トイレ協会運営委員、㈲設計事務所ゴンドラ)
連絡先:高橋未樹子、浅井佐知子 E-mail:jta-toiletaward@j-toilet.com
メールでお問い合わせください。
郵送先:〒112-0003 東京都文京区春日1-5-3 春日タウンホーム1FA (有)設計事務所ゴンドラ
一般社団法人日本トイレ協会 JTAトイレ賞実行委員会宛
日本トイレ協会は、①トイレ文化の創出、②快適なトイレ環境の創造、③トイレに関する社会的課題の改善に寄与することを目的に、1985年に任意団体として設立され、2017年に一般社団法人へと移行し、活動を続けてまいりました。
メイン行事のひとつとして、11月10日を「『いいトイレ』の日」と名付けて、毎年その前後に全国トイレシンポジウムを各地で開催し、今年で41回目をむかえます。
2025年度 JTAトイレ賞 審査評価項目
JTAトイレ賞の審査は、以下の視点に基づいて行われます。 A)建築(インテリアを含む)作品部門 B)技術・研究・開発部門 C)維持・管理部門 D)社会的活動部門 |