災害時、“トイレに行けない”という危機——障害のある人たちの視点から考える

障害のある人たちの就労・生活・活動を支える福祉団体「きょうされん」が7/1(火)に開催したオンラインセミナー「未来カフェ」で、「災害時に想定される排泄やトイレの問題とその対応」について講演しました。

日本トイレ協会からは、山本会長、寅副会長、高橋理事が参加し、能登半島地震や阪神大震災で見てきたこと、対応してきたこと、その時の障害者の状況をもとに、お話をしました。
過去最高の126事業所438名の方がご参加頂き、活発な議論が交わされました。

災害時には、高齢者や障害者が取り残されてしまうことが多々起こっています。実際に、災害関連死で亡くなる方の多くが、高齢者や障害者です。日本トイレ協会は今後も、誰ひとり取り残さないために「インクルーシブ防災」について考えていきます。

セミナーの様子はきょうされんのHPでも紹介されています。