第40回全国トイレシンポジウム2024 2024.08.22更新
能登半島地震の経験から考えるインクルーシブ防災と災害トイレ
【開催概要】
日 時:2024年11月20日(水)10:30~16:30
場 所:東京ビッグサイト 東展示棟ホール (Japan Home & Building Show会場内)
※オンライン配信も予定しています。
主 催:一般社団法人日本トイレ協会
参加費:無料/会場定員150名
参加申込み:オンラインによる申込み(9月25日頃より申込開始予定)
問合せ:第40回全国トイレシンポジウム実行委員会事務局 Email: sympo40@j-toilet.com
【開催趣旨】
2024年1月1日に発生した能登半島地震では、地震による家屋の倒壊、津波、土砂災害、火災、液状化現象なども各地で発生し、奥能登地域を中心に北陸地方の各地で甚大な被害が発生した。ライフラインの寸断、上下水道の被害は大きく、被災地ではトイレの使用が困難な状態が長く続いた。外部からの携帯トイレ、仮設トイレ等の支援は行われたものの、トイレの使用に配慮が必要な障がい者や高齢者にとってきわめて深刻な状況となった。
日本トイレ協会では、これまでも災害トイレをテーマとしたシンポジウムや調査、災害・仮設トイレ研究会の設置などの活動を展開してきたが、災害時のトイレ対策におけるバリアフリー対策については十分な対応ができてこなかった。今回のシンポジウムは、その反省をふまえて、インクルーシブ防災-誰一人取り残さない防災、という視点から、トイレ利用における要配慮者のトイレ問題を考えていきたい。
また4月には台湾でも花蓮県を中心に地震災害があった。そこで、日本トイレ協会と友好団体である台湾衛浴文化協会から、台湾での災害トイレの実態と対応を報告していただき、日台がお互いの経験を学び合う機会としたい。
【後援】
経済産業省、国土交通省、国土交通省観光庁、一般財団法人自然公園財団、一般社団法人日本建築学会、公益社団法人空気調和・衛生工学会、日本インテリア学会、一般社団法人日本福祉のまちづくり学会、公益財団法人日本建築家協会、公益社団法人国際観光施設協会、 一般社団法人日本医療福祉建築協会、一般社団法人日本医療福祉設備協会、都市環境デザイン会議、公益社団法人全国ビルメンテナンス協会、一般社団法人全国浄化槽団体連合会、全国管工事業協同組合連合会、一般社団法人日本能率協会、一般社団法人日本レストルーム工業会、NPO法人給排水設備研究会、NPO法人地域交流センター、(予定/順不同)
【協賛】
TOTO株式会社、株式会社LIXIL、株式会社総合サービス、日本カルミック株式会社、株式会社アメニティ、湘南ステーションビル株式会社、日野興業株式会社、無臭元工業株式会社、コマニー株式会社、ルピナ中部工業株式会社、櫻木神社、株式会社テクオス、(昨年実績より/順不同)
【プログラム】(敬称略)
10:00 | 開場 | |
10:30 | 開会 | ・会長兼実行委員長挨拶/山本耕平 |
10:40 | キーノートスピーチ | 能登半島地震の災害トイレ調査研究会の中間報告をふまえて -被災現場で見た実情と課題-
・高橋未樹子(日本トイレ協会) |
11:00 | 基調講演 | (仮)災害時の保健医療対策とトイレの課題-能登半島地震の教訓
・尾島俊之(浜松医科大学医学部医学科健康社会医学講座 教授) |
11:40 | 特別報告 | 台湾における災害トイレの実情
・林錦堂(社団法人台湾衛浴文化協会 理事長) |
12:20 | (昼食休憩) | |
13:10 | 報告1 | 被災当事者からの報告
・寺田誠(輪島KABULET(カブーレ)施設長) ・福祉関係者(調整中) |
14:10 | 報告2 | 被災地のトイレ対策-行政の対応と課題
・潮崎雄治(経済産業省製造産業局生活製品課住宅産業室 室長) ・自治体担当者(調整中) |
14:50 | 報告3 | 支援者の視点からみた状況と課題
・日本トイレ協会災害・仮設トイレ研究会 |
15:20 | (休憩) | |
15:30 | 意見交換 | 報告者による質疑・意見交換
・コーディネーター 高橋未樹子(日本トイレ協会) |
16:10 | JTAトイレ賞 結果報告 | |
16:30 | 閉会 | 閉会挨拶 |
(シンポジウム終了後、別会場にて参加者交流会)
【参加申込】
A | 会場参加 | Japan Home & Building Show ページより申込
※展示会来場登録と、講演会聴講登録の二つ登録をお願いします。 (9月25日頃の公開予定) |
B | オンライン参加 | Googleフォームにて申込
(準備が整い次第掲載いたします) |
【チラシPDF】チラシのダウンロード